SnapPress v2.0 公開、無料プラン+¥150/月から
SnapPress 2.0 が App Store で公開されました。初回リリース以来、最大のアップデートです。
まず価格と変更点だけ先に。無料プラン(月10回・1サイト・カード登録不要)/ Standard 月¥150または買い切り¥800(1サイト無制限)/ Pro 月¥300または買い切り¥1,500(マルチサイト+動画変換)の3形態になりました。¥500の単一買い切りは終了です。2026年4月23日以前に v1 を購入した方は、追加料金ゼロで Pro 永久プランが自動付与されます。再課金はしません。
機能面では、Action 拡張を新規追加、Share Extension の2秒クラッシュと Keychain -34018 エラーを修正、QR コード設定を安定化しました。
主な変更点
- 無料プラン: 月10回まで、WordPress サイト1つ、クレカ登録不要
- Standard: 月¥150 / 買い切り¥800、1サイトに無制限アップロード
- Pro: 月¥300 / 買い切り¥1,500、マルチサイト+動画変換
- Action 拡張を新規追加。どのアプリからでも SnapPress に写真を送れる
- Share Extension の安定化。iOS 18 のメモリクラッシュと Keychain エラーを修正
- QR コード設定の改善。WordPress サイト追加が速く、確実に
- v1 購入者には Pro 永久プランを自動付与
なぜフリーミアム化したのか
SnapPress v1 は¥500の買い切り単一プランとしてリリースしました。シンプルでしたが、2つの課題がありました。
1つ目は「払う前に試せない」問題です。WordPress を運用している方は慎重で、当然のことです。自分のサーバーで動くか、画像系プラグインと干渉しないか、自分のワークフローに合うか。確かめてからお金を払いたい。最初のアップロード前に有料の壁があるのは、大きな障害でした。
2つ目は、パワーユーザーには¥500では合わない問題です。複数のショップを運用するフォトグラファー、クライアントサイトを複数管理する制作会社、毎日数十枚アップロードするクリエイター。コーヒー1杯より安いツールから大きな価値を引き出していたのに、その上を選ぶ選択肢がなかった。
v2.0 はこの両方を解決します。無料プランで「自分に合うか」のリスクをゼロに。Standard と Pro で毎日使う人にキャパシティを足す。
3つのプラン
無料: 払う前にまず試す
アプリをインストールして、SnapPress Connect プラグインの QR コードをスキャン。すぐにアップロードを始められます。月10枚まで、WordPress サイト1件まで。アカウント登録もカード登録も期間制限もありません。月10枚で足りるなら、ずっと無料のままで大丈夫です。
Standard: 月¥150 または買い切り¥800
1つの WordPress サイトに無制限でアップロード。個人ブロガー、趣味の写真家、サイトが1つの方に向いています。買い切り¥800はサブスク約5.3か月分。1度払えば、その後はずっと無料で使い続けられます。
Pro: 月¥300 または買い切り¥1,500
Standard の機能すべてに加えて、マルチサイト対応(無制限の WordPress サイトを登録・切替)、動画アップロード(HEVC→H.264 自動変換で iPhone のまま撮った動画もそのまま投稿可能)、優先サポート(開発者と直接やり取り、不具合報告と機能要望が最速で届く)が付きます。
制作会社、複数の WooCommerce ストア運営者、写真と動画を1台のスマホで撮るコンテンツチーム向けです。
制作会社、複数の WooCommerce ストア運営者、写真と動画を1台のスマホで撮るコンテンツチーム向けです。
過去の購入者には永久 Pro 無料
2026年4月23日以前に SnapPress v1 を購入された方は、同じ Apple ID でアプリを開くと自動的に Pro 永久プランが付与されます。手続き不要、追加料金もなしです。v2.0 を起動すれば、Pro 機能がすでに有効化されています。
これは絶対に守るべきラインだと考えていました。SnapPress がまだ小さくてリスクのある商品だった時に、信頼してお金を払ってくれた方々です。もう一度払ってもらう、というのはありえません。
新機能: Action 拡張機能
iOS にはシステム拡張機能が2種類あります。共有 (Share) と Action です。SnapPress v1 は Share のみ対応していたので、共有メニューを開いてスクロールして SnapPress を探してアップロード、という流れでした。v2.0 では Action 拡張機能に対応しました。共有メニューの「Action」行に、コピーや保存と並んで SnapPress が直接表示されます。
写真、ファイル、メールなど、すでに iOS のアプリで開いているコンテンツを公開したい時、最短ルートでアップロードできます。共有アイコンをタップ → SnapPress のアクションをタップ → 完了。
Share Extension: 2秒クラッシュを完全解決
v1 で最も多く報告されていた不具合の1つが、共有エクステンション起動から約2秒でクラッシュする問題でした。特に iOS 18 で多発していました。原因は、iOS が拡張機能プロセスを管理する際のメモリ制限を超えていたことです。
v2.0 では拡張機能の画像処理パイプラインを書き直し、iOS のメモリ上限の十分下に収まるようにしました。あわせて、拡張機能が WordPress サイトに認証できなくなる Keychain -34018 エラーも修正しています。v1 で同じ問題に遭った方は、アップデートするだけで直ります。再設定は不要です。技術的な背景は iOS Share Extension のメモリクラッシュ解説にまとめました。
QR コード設定がさらにスムーズに
QR スキャンは SnapPress の設定フローの目玉でした。v2.0 ではこれをさらに堅牢にしました。Coordinator パターンを導入して QR スキャナーの状態管理を整理し、シートが固まる現象を解消。シート表示タイミングも修正して「サイト追加完了」確認とスキャナー終了の競合状態をなくしました。
体感としては、SnapPress Connect の QR コードを読み取る動作がスマホの性能に関係なく安定して動くようになりました。複数サイトを連続で登録するときも詰まりません。
その他の修正
- サイト重複登録の防止。「サイトを追加」を連打しても同じ WordPress URL が複数登録される問題を修正
- 認証フロー全般の安定化。QR コード × Application Password のハンドシェイク処理を改善
v1 からのアップデート手順
すでに SnapPress を使っている方は:
- App Store から v2.0 にアップデート(無料)
- アプリを開きます。2026年4月23日以前に v1 を購入した方は、Pro 永久プランがすでに付与されています
- v1 未購入の方は、無料プラン(月10枚)からスタート。すぐに使い始められます
- アップグレードするには、設定(⚙)→「アップグレード」から Standard / Pro、月額または買い切りを選択
今後のロードマップ
ここから先は、Pro ユーザーから最も要望の多いワークフローに集中します。メディアライブラリの特定フォルダへの直接アップロード、サイトごとのアップロードプリセット、Files.app との深い連携の3つです。Dropbox や iCloud Drive など、クラウドソースから共有メニューを離れずに公開できるようにします。
v2.0.1 で9言語ローカライズも完了しました(詳細は 9言語対応リリース記事)。Android 版の開発も継続中です。トップページにメールアドレスを登録していただくと、リリース時に通知が届きます。
SnapPress 2.0 を入手する
App Store で SnapPress をダウンロード。無料で試せて、月¥150 または買い切り¥800で無制限アップロードに切り替えられます。
ご質問・不具合報告・機能要望は [email protected] までどうぞ。全部目を通して返信します。